【ウォーランド編】

車を走らせながら、いろいろと話は盛り上がります。
俺は、このいつも通っている当たり前の道を、こうやってインターネットを通じてポポロ を縁として知り合った方々と車で走り抜けていることに、物凄く不思議な気分でした。 ええ。

天気が良ければ笹尾山にでも登って、眼下に広がる平野を一望しつつ、合戦について説明 してくれるハイテク(笑)な案内板に耳を傾け、当時の光景に思いを馳せれるのですが …本日は残念な天気なので、笹尾山はスルーしました。

まず向かったのは、皆さん前々から気になっていた「ウォーランド」です。
ここは1600年にあった関ヶ原の戦いの縮図です。
つまりこの園内を巡れば当時の合戦を肌で感じれるという、資料館でもなくテーマパーク でもない中途半端な場所なんです。そしてここ、失礼な話ですが何故未だに営業出来て いるのか不思議なくらい荒れ果てています(笑



一度盛大に道を間違えるものの、なんとか9時半頃到着。
俺が「ここがウォーランドですよ」と言った時の皆さんの反応が忘れられません(笑
外から見れば、廃園になって久しい動物園みたいな外観です。入り口付近だけ取り繕って なんとか形を保っている…というのが正直な感想でしょうか。

さっきまで雨にも負けず意気揚々としていたのに、ここにきて「え、ホントに行くの?」 という声が聞こえてくるレベルです。何故そこまでためらうのか、これは現地で実物を 見た人にしか分からない感想なんでご勘弁願います(笑

さて、700円を払っていざ入園します。700円ですよ、いいですか700円ですから ね。
700円があれば何が出来ますか。700円があれば来来亭でラーメン食べれますよ。
その来来亭のラーメン一杯分と比較して、確かにネタ的な意味合いでは初見では元を取れ る…かもしれません…いや、どうだろう…あれ…?

そんなこんなで、とりあえず入ってすぐのトコに置いてあるアレで記念撮影。


そして前方にある建物に入ります。
ここは何か催し物がある際に使われる場所みたいです。今日は何もやってないみたい です。 壁には関ヶ原の戦いで活躍した武将達の肖像画や、見る人が見れば歴史的価値の ありそうなものがありました。写真を撮って、テキトーに出ます。

外は相変わらずの大雨です。
傘を差して、いよいよ園内を散策します。
とりあえず、朽ち果てた矢印看板通りに左へ曲がり、奥へ進みます。



ここは松尾山を表しています。
西軍武将小早川秀秋が、なかなか東軍に寝返らないことに対して徳川家康がシビレを 切らします。そして布施孫兵衛に、松尾山に向けて銃撃せよとの指令を下し、今まさに 銃撃せんとするシーンが再現されています。

…などと解説をしつつ、次へ進みます。
西軍武将達の横を通過しながら、石田三成本陣、続いて徳川家康本陣へ。
そして…うわっ!とお出まし生首達。妙にリアルなんですこれが。


さて、一通り回った感想は…え、もう終わり?マジで?的なものでした(笑
いうても狭いですからね。などと言いつつ、まだ行ってないトコがありました。 それは資料館です。場所は入り口の上なので、入口横の階段から上がります。ここは当時 使用された鎧や銃、その他諸々が展示されています。ここも例に洩れずボロボロなのは 御愛嬌。展示物にいよかんさんやポポポさんがめっちゃ興味を示していました。そりゃ 東京には無いですからね、こういうのって。違うか(笑

と、ここでおーともさんが何かを発見しました。それは、用途不明の小部屋でした。
カギが壊れていた(?)ので簡単に開きましたが、そこにあったのは…。



天使ランド!?
ここってウォーランドだよね!?と一同爆笑。意味が分からない(笑
などと、そんなこんなで外に出ます。うっすらとBGMが流れています。俺は前回来た時 お経だと思ってたんですが、どうやら亡き霊へのレクイエム的なものらしいです。 出典は忘れましたが。

さて、あまりのショボ…じゃなくて、こじんまり感に愕然としつつ、次どこ行こうかと 話していたらポポポさんが記念メダルを作っていました。昔の電話みたいにジーコジーコ 回すやつですね。何やら文字を彫っているみたいですが、一体何を彫られたのでしょう か。



「POPOLO CROIS」
すげええええええええ!まさかの戦国とのコラボ。 てなワケで、これにてウォーランド 散策は終了です☆



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