【養老天命反転地】


受付を済ませたら、まずは目の前の建物に入ってみました。内部は低い壁によってちびっ子向けの迷路みたいな構造になっていますが、大人でも平衡感覚を失いかけるくらい足元が斜めになっていたりするので侮れません。あと、やたらカラフルでした。



抜けると岩山があって、その頂上に昔ながら井戸がありました。「となりのトトロ」に出てくるアレですね。リズム良くガシャンガシャンと動かすと時間差で水がバシャ―！と出てきて、普段見慣れないものなので近くにいた子供達に混じって交互にやってみました。意外と面白かったです。

写真の奥にある建物は外観も内部もヘンテコで、もはや芸術家の考えることはよう分からん！とサジを振りかぶって投げたくなるくらい理解に苦しむ構造でした。

家具とか、家の中にありそうなものがそこらへんに埋まっていて、ここで少しばかり４人がバラバラに分かれてしまいましたが、一旦抜けて外周をぐるりと回ってみるとチャボさんを発見。地面をよく見ると、ここは岐阜県内の地図を模してあって、チャボさんのいた位置は、チャボさんの出身地だったんですね。

４人揃ったところで先を目指します。

細くて壁が高い通路なので、途中で立ち止まると分岐点でどっちに進むか迷いそうです。
そして通路を抜けた先には、広がる園内の広大な景色が飛び込んできました！

公式の写真と見比べると、明らかに植物が成長しまくって、もはや別物じゃないかというくらいの変貌ぶりをしていました。とりあえず周りを見渡して、なんと外壁を歩けるみたいなので行ってみました。

めちゃくちゃ狭いので、人とすれ違うときはお互いに壁に身を付けるくらい寄せて、やっとすれ違うことが出来るくらいの幅でした。しかし、何故か人とよくすれ違うなぁ･･･向こうからも来れるのかなぁ？と思いながら進んでみると･･･。

行き止まり！！




行き止まり！！！！



暑さでへろへろになっているのに、ここまで来てこの仕打ちとかマジでフラストレーションがもう激おこぷんぷん丸ですよ！（遺憾の意
仕方ないので外壁からの眺めを写真に収めて来た道を戻ります。俺らのすぐ後ろの団体も状況を把握したらしく、「なんじゃそらー（ズコー）」状態でした（笑

園内のほぼ中央に位置する「宿命の家」に行きましたが、ここはまるで大昔に栄華を極めた建物の成れの果てみたいな感じで、よく見ると足元が透けていて、奥に家具などが埋まっています。うーん、わからん（笑
とりあえず、次はどこに行こうかな？


ぽぽぽさんが何かを見つけた様子。
指差す方向に行くと、何やら島状の場所に出ました。ここはなんぞや？
よくよく見ると、ここの足場は日本列島を模してあります。ちょうど、日本地図を反転させた感じですね。北海道の稚内あたりからスタートして、関東、東海、関西、中国、九州へと続くんですが、途中の関西あたり（？）で、勾配がめっちゃ急で、助走つけて頑張れば勢いで登れるかも？と思い、男３人でチャレンジするものの、まったく登れず（笑

足を踏み外すと転がり落ちそうなくらい傾斜があったので、あまり無理せずに迂回して登ります。上から見下ろすと日本列島全体が見渡せるようになっていました。登ってみると、結構高さがあるなぁと実感しました。で、そこからEXITへと通じる山脈でも模したかのような道があるので、ここを歩いて降りていきました。

←頂上

←眼下



なんかもういろいろとお腹いっぱいなので、このまま出口から外に出ました。
カラフルだったり、統一性の無いヘンテコなオブジェ、建物ばかり、感覚がおかしくなる変な感じは、さながらポポロでいうところの「永遠の番人の館」を彷彿とさせるものがあり、思ったより楽しめました。